令和3年北海道議会第二回定例会・一般質問(13)

三 各種災害への備えと対応について

5 道内空港におけるSCUの整備について

【船橋議員】大規模な災害発生時には、急性期における医療活動が重要であり、発生した多数の傷病者には、迅速で的確な医療を最大限に提供する必要があります。しかし、実際に災害が発生した場合、災害内容や規模にも影響しますが被災地の多くの病院では、その機能などが麻痺する事も想定され、被災地外の災害拠点病院等への速やかな搬送体制を確立するため、航空搬送拠点臨時医療施設いわゆるSCU の整備が重要であると、私は考えており、早期の整備を願っている一人でもあります。広域分散型の本道におけるSCUの選定と整備については、これまでの議会議論でたびたび指摘をさせて頂きましたが、道では優先すべき5ヶ所の空港を選定し、千歳・旭川・帯広・釧路の4空港との協定締結を終え、札幌丘珠空港については、札幌市など、関係機関と協議を進めているようですが、現在はどのような状況になっているのか伺います。また、いつ、どこで、どのような災害が発生するか予期できない状況にある広域な面積を有する本道にあっては、SCUの整備は5ヶ所の空港だけではなく、道内の他の空港についても、設置に向けた検討を進め全道域に渡る広域的な対応を図ることが必要であると考えます。今後、さらなるSCUの整備に向け、どのように取り組んで行くのか、併せて見解をお伺い致します。

【鈴木知事】道では、SCU設置拠点としてこれまで4空港と順次協定を締結しております。丘珠空港は、自衛隊、札幌市、空港ビル管理者等関係機関とSCU設置の重要性について認識を共有し、必要な施設の確保に向け検討を行っております。広大な本道において、より多くのSCU設置は災害時に迅速かつ適切な医療を提供する観点から大変重要と認識しており、道としては「北海道DMAT連絡協議会」のご意見も伺い丘珠空港はもとより、他の空港の運営会社等とも協議を進め、被災地外への搬送体制の充実が図られるよう取り組んでまいります。

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